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在宅酸素療法(HOT)とは

肺や心臓の病気のために血液中の酸素濃度が低い方がいます。
在宅酸素療法(HOT)により、ご自宅や外出した際にも酸素吸入を続けることができます。

在宅酸素療法(HOT)が適応される疾患

  1. 慢性呼吸不全 – COPD(肺気腫や慢性気管支炎)、間質性肺炎、肺結核後遺症、肺がんなど
  2. 肺高血圧症
  3. 慢性心不全 – 虚血性心疾患、特発性拡張型心筋症、弁膜症(僧帽弁・大動脈弁閉鎖不全症など)など
  4. チアノーゼ型先天性心疾患

上記疾患のために、血液中の酸素濃度が特に低い方、日常生活動作が制限されている方が適応となります。

どのように行われるのか

ご自宅に酸素濃縮装置を設置します。
酸素濃縮装置は室内の空気から酸素を作り出します。
酸素濃縮装置や携帯用 酸素ボンベにカニューラという細いチューブを接続し、もう一方を鼻にかけて酸素を吸入します。

※携帯用酸素ボンベに呼吸同調器をつけると、呼吸に合わせて酸素が出てくるようになり、ボンベ内の酸素が長持ちします。

使用上の注意点

  1. ストーブ、ガスコンロ、ろうそくなどの火気からは2m以上離れてください。
    酸素のために炎が大きくなり、あぶないからです。
    酸素吸入をしながらの喫煙は絶対にやめてください。
  2. 酸素流量は勝手に変更しないでください。
    呼吸が苦しい場合は『かかりつけ医』に必ず相談してください。
  3. 1ヶ月に1回『かかりつけ医』を必ず受診し、診察を受けてください。
    通院できない方は、訪問診療を受けてください。